皮脂が多いとニキビができる?

結論からいうと、皮脂の分泌が多いことは、ニキビができやすくなる要因のひとつです。

ただし、皮脂だけが原因のすべてではありません。

皮脂の分泌量だけでなく、皮脂の質(脂肪酸の構成など)の変化もニキビの発生に関わっているとされています(Li, 2017)。

皮脂を徹底的に取り除けばニキビが治る、というものでもないことが、複数の研究から分かっています。

そもそも皮脂は何のためにある?

皮脂は、皮膚の表面をおおう薄い膜のような役割を持っています。

肌の水分が失われすぎるのを防いだり、外部の刺激から肌を守ったりするはたらきがあるとされています。

つまり皮脂は、本来は肌にとって必要なものです。

皮脂そのものを「悪者」として完全になくそうとすると、かえって肌のバリア機能を乱してしまう可能性があります。

皮脂とニキビができる仕組み

ニキビは、皮脂だけで起こるわけではありません。

研究では、下の図のように複数の要因が重なり合ってニキビが起こると考えられています(Makrantonaki, 2011/Li, 2017/Del Rosso, 2024)。

ニキビができるまでの流れ(イメージ)

皮脂の分泌が増える
皮脂の質が変化する
毛穴の角化に異常が起こる
これらが重なり合う
面皰(コメド)ができる
C. acnesが増え、炎症が起こる

このように、皮脂の増加はニキビにつながる要因のひとつですが、「皮脂だけで毛穴が詰まってニキビになる」という単純な仕組みではありません。

角化異常や菌、炎症など、複数の要因が重なって起こると考えられています。

※C. acnes(アクネ菌):多くの人の肌に常在している菌で、普段は問題を起こしませんが、毛穴の中で増えすぎると炎症の原因になるとされています(日本皮膚科学会ガイドライン2023)。

皮脂が気になる人がやりがちなNGケア

皮脂やテカリが気になると、ケアが行き過ぎてしまうことがあります。

  • 何度も洗顔する
  • ゴシゴシ洗う
  • 強い洗浄を繰り返す
  • 脂性肌だからという理由だけで保湿を完全にやめる
  • ニキビを触る、潰す

日本皮膚科学会のガイドラインでは、痤瘡(ニキビ)患者に1日2回の洗顔が推奨されています(日本皮膚科学会ガイドライン2023 CQ43)。

必要以上に洗う、力を込めてこするといったケアは、肌のバリア機能を乱す可能性があります。

保湿についても、脂性肌だからという理由だけで完全にやめることが、良い結果につながるとは限りません。

国内の研究では、敏感肌かつ軽度のニキビがある女性29人を対象に、低刺激な洗浄料と保湿ケアを4週間続けたところ、ニキビの改善が見られたとの報告があります(Isoda, 2015)。対象人数や条件が限られた研究であり、すべての人に同じ結果が得られるとは限りません。

皮脂・ニキビ対策で見直したい7つのこと

やさしく洗顔する

1日2回を目安に、こすらず洗うことが推奨されています(日本皮膚科学会ガイドライン2023 CQ43)。

必要以上に洗わない

テカりが気になっても、洗顔の回数を増やすことが解決につながるとは限りません。

肌状態に合わせて保湿する

脂性肌であっても、保湿自体をやめる必要はありません。テクスチャーや量を、肌状態に合わせて調整することが基本です。

ノンコメドジェニック表示などを商品選択の参考にする

日本皮膚科学会のガイドラインでも、ニキビ用の基礎化粧品として、低刺激でノンコメドジェニックなものを選ぶことが選択肢のひとつとして推奨されています(日本皮膚科学会ガイドライン2023 CQ44)。

ニキビを触らない・潰さない

触ったり潰したりすることは、炎症の悪化や跡が残ることにつながる可能性があります。

化粧品とニキビ治療を混同しない

化粧品は、あくまで日常のスキンケアの選択肢のひとつです。炎症が強いニキビの治療には、医療用医薬品による治療が必要になる場合があります。

改善しない、炎症が強い、瘢痕が心配な場合などは皮膚科を検討する

セルフケアを続けても改善が見られない場合や、跡が残ることが心配な場合は、早めに皮膚科へ相談することも選択肢のひとつです。

皮脂が気になる人のスキンケア商品の選び方

スキンケア商品を選ぶときは、次のような点を比較してみることをおすすめします。

  • 洗浄力(強すぎないか)
  • 保湿力
  • 使用感
  • 成分
  • 刺激への配慮
  • ノンコメドジェニック表示等の有無
  • 継続しやすい価格

どれか一つだけを重視するのではなく、自分の肌状態や続けやすさとのバランスで選ぶことが大切です。

オルビス「薬用クリアフルシリーズ」について

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ここまで、皮脂やニキビとの付き合い方について見てきました。

「皮脂が気になるからしっかり洗っているのに、ニキビを繰り返す」「脂性肌だから、保湿はしない方がいいのでは」——そんな悩みを持つ方向けに、この記事で紹介してきた考え方に近いスキンケアの一つとして、オルビスの「薬用クリアフルシリーズ」をご紹介します。

なぜクリアフルが選択肢になるのか

この記事では、「やさしく洗う」「必要以上に洗わない」「肌状態に合わせて保湿する」「ノンコメドジェニック表示などを参考にする」という考え方をお伝えしてきました。

クリアフルシリーズは、洗顔料・化粧水・保湿液の3STEPというシンプルな構成で、皮脂・毛穴が気になる肌向けに設計された医薬部外品のニキビケアシリーズです。

クリアフルミニセットとは

オルビス クリアフルシリーズの洗顔料・化粧水・保湿液

今回ご紹介するのは、初回限定の「クリアフルミニセット」です。

オルビス初回限定・お一人様1点までのトライアルセットで、価格は980円(税込)です。洗顔料・化粧水・保湿液の3STEPを中心に、ニキビケアクレンジングやオリジナルヘアバンドなどが付属し、すべて2週間分のサイズになっています。

初回送料無料、最短翌日お届け、開封後でも30日以内なら返品が可能です(オルビス公式資料より)。

セット内容

クリアフルミニセットの内容(開封時)
  • 洗顔料(クリアフル ウォッシュ 20g)
  • 化粧水(クリアフル ローション 40mL)
  • 保湿液(クリアフル モイスチャー 14g)
  • ニキビケアクレンジング(7日間分)
  • オルビス オリジナルヘアバンド
  • 化粧水・保湿液のパウチ(タイプ違い各2包)

医薬部外品としての特徴

クリアフル トライアルセットのパッケージ

クリアフルの洗顔料・化粧水・保湿液は、いずれも医薬部外品です。

公式資料では、「ニキビ・肌荒れを防ぐ*」「うるおいにより毛穴を目立たなくする**」という効能が確認されています。3STEPすべてアルコールフリーで、ノンコメドジェニックテスト・アレルギーテスト・敏感肌パッチテストを実施済みとのことです。※すべての人にコメドやアレルギー、皮膚刺激が起きないというわけではありません。

* ニキビ、肌荒れを防ぐ ** 洗顔料によって毛穴の詰まりを除去すること

なお、「敏感肌用」のように特定の肌質に限定した設計ではなく、敏感肌の方にも使いやすい処方として案内されています。

成分

クリアフル ウォッシュの泡のテクスチャー

5種の和漢植物由来成分(紫根エキス、グリチルリチン酸ジカリウム[甘草由来]、ハトムギエキス、ヨモギエキス、アロエエキス)と保水型コラーゲンが、肌のバリア機能を維持する役割を担うとされています。また、ビタミンC誘導体をはじめとした5種の整肌成分を配合した「ナノVCショットカプセル」が、ニキビの原因となる毛穴にアプローチする成分として配合されています(オルビス公式資料より)。

※上記は成分そのものについて一般的に知られている働きや、オルビスの公式資料に基づく説明です。クリアフルという製品そのものについて、皮膚科学的な臨床試験でニキビへの効果が証明されたというデータは、今回確認できた資料の中にはありませんでした。

実際に使って感じたこと

赤みについて

筆者の場合、ニキビの赤みが落ち着くまでが比較的早いと感じました。

刺激感について

使用時にヒリヒリとした刺激は感じませんでした。

使用感について

使用後はベタつきにくく、さらっとした使用感だと感じました。

※上記は筆者個人の使用感です。使用感や肌への感じ方には個人差があります。

メリット

洗顔料・化粧水・保湿液が3STEPでセットになっているため、何を組み合わせればいいか迷いにくい点はメリットの一つです。医薬部外品としてニキビ・肌荒れを防ぐ目的で設計されており、この記事で紹介した「ノンコメドジェニック表示などを参考にする」という選び方の基準にも当てはまります。ミニセットなら980円からトライアルできるため、初めてニキビケア化粧品を試す方でも始めやすい価格です。

デメリット・注意点

使用感や肌への合う・合わないには個人差があり、すべての人に同じように感じられるとは限りません。ミニセットは2週間分のトライアルサイズのため、継続する場合はフルサイズの購入が必要です。オルビスの初回限定セットのため、お一人様1点までという制限があります。また、医薬部外品によるセルフケアであり、皮膚科での医療的なニキビ治療とは目的も範囲も異なります。

向いている人・向いていない人

繰り返すニキビや毛穴の目立ちが気になる方/洗顔・化粧水・保湿液をまとめて見直したい方/低刺激なシンプルケアを試したい方/まずは少量・低価格で試したい方
すでに皮膚科でニキビの治療を受けており、使用中の薬がある方(自己判断で切り替える前に医師にご相談ください)/香りや爽快感の強いスキンケアを求める方/継続する製品をじっくり比較してから決めたい方

今のケアとの比較

今のケア皮脂を落とすことだけを重視する
見直しやさしい洗浄・保湿・ニキビケアをセットで考える
今のケア何を組み合わせればいいか分からないまま試す
見直し3STEPで迷わず揃えられる
今のケア保湿を後回しにする
見直し化粧水・保湿液までセットで見直す

購入判断

ここまでの内容を踏まえると、繰り返すニキビや毛穴の目立ちが気になり、やさしい洗浄と保湿をセットで見直したい方には、クリアフルミニセットは検討する価値がある選択肢の一つだと言えます。

一方で、すでに他のケアで肌の状態が安定している方や、香りや使用感に強いこだわりがある方は、無理に購入する必要はありません。この記事で紹介した「スキンケア商品の選び方」を参考に、他の選択肢とも比較しながら判断していただければと思います。

気になる場合は、いきなりフルサイズを揃えるのではなく、まずミニセットで試してみるのも一つの方法です。

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まずは約2週間、自分の肌に合うか試してみたい方へ

クリアフルミニセットの主な条件

  • 初回限定980円(税込)
  • 約2週間分
  • 洗顔料+化粧水+保湿液の3STEP
  • 初回送料無料
  • 一人1点まで

👇 公式サイトはこちら

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※このリンクはアフィリエイト広告です。クリアフルミニセットの購入により、当サイトに紹介料が入る場合があります。成果対象はクリアフルミニセットのみで、通常商品の購入は対象外です。

皮脂を取りすぎるケアと、肌状態に合わせたケアの比較

ケアを見直すことは、「今のままではだめ」ということではありません。

どちらが自分の肌に合っているか、比較しながら考えてみてください。

NGテカるたびに洗顔する
改善必要以上に洗わない
NG皮脂=すべて悪いと思う
改善皮脂の役割を理解する
NG脂性肌だから保湿しない
改善肌状態に合わせて保湿する
NG化粧品だけで治療しようとする
改善必要に応じて皮膚科も利用する

肌状態に合わないケアを続けるより、自分の肌に合った方法を見つけることが大切です。

一方で、自分の肌に合った方法が分かれば、商品を次々と試すのではなく、目的を持ってスキンケアを選べるようになります。

まとめ

皮脂は、ニキビに関係する要因のひとつです。

しかし、皮脂だけが原因ではなく、皮脂を徹底的に取り除けば解決するというものでもありません。

やさしく洗う、肌状態に合わせて保湿する、刺激の少ない商品を選ぶといった基本のケアを続けながら、必要に応じて皮膚科も選択肢に入れることが大切です。